MT4やEAタイムゾーンに注意
MT4のタイムゾーンはデフォルトでGMT+2となっています。サマータイム(3月~11月)の間はGMT+3時間となります。この時間は、ニューヨーク市場の終わる「ニューヨークの午後5時」が基準となっています。サマータイムの間はMT4に記載されている時間に6時間、冬の間は7時間を足した時間が日本時間になります。慣れるまではややこしく感じるかもしれませんが、慣れるとすぐに計算できるようになるでしょう。
しかしやはり手元の時計とMT4の時間が違うと、EAを停止させるときや、何かしらEAに時間設定をかけるときにミスの原因ともなりかねません。サマータイムも馴染みがないため忘れてしまう可能性もあります。日本時間にタイムゾーンを変更していた方が便利と言えます。MT4のタイムゾーンを変更することは残念ながらできませんが、タイムゾーンインジケーターをダウンロードすれば日本時間に変更することが可能です。
日本時間表示のできるタイムゾーンインジケーターはインターネット上で無料で配布されていますので、まずはファイルをダウンロードしてください。その後以下の手順で設定していきます。EAを設定するときとほとんど同じ手順です。
- MT4画面上部の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択する。
- 「MQL4」→「Indicators」をクリックし、「Indicators」内にダウンロードしたインジケーターファイルをコピー・アンド・ペーストする。
- MT4を再起動する。
- MT4画面左のナビゲーターウィンドウの「インジケーター」から先程のインジケーターをクリックする。
- パラメーター設定で日本時間に設定する。
インジケーターによって④の手順ですでに日本時間に設定されるものもありますので、細かい手順はインジケーターの説明を確認してください。
なお、MT4のスマホアプリではタイムゾーンの変更はできません。